リニューアルは慎重に

こんばんは。
谷口です。
 
お問合せや、成約がコンスタントに出ている
ホームページのリニューアルは、成功すれば、
反響が増えるというリターンもありますが、
逆に反応が悪くなるというリスクもあります。
 
1年半前にCMSproの大規模なサイトリニューアルを行いま
しましたが、リニューアル直後、問い合わせ数が
ガクンと落ちてかなり焦りました。
 
その時は、トップページのABテストを繰り返して
なんとかいい数字が出るパターンのトップページを
見つけて切り抜けました。
 
弊社のお客様の事例でも、
弊社で作成したホームページを他の制作会社さんでリニューアルしたものの
反響が落ちて、弊社作成のホームページに
戻すということがありました。
 

年内にCMSproのホームページリニューアルを考えています。
今回は、10人の生活がかかっているので
細かくステップを下記のように刻みます。
 
1. 新しいデザイントーンとメッセージでランディングページ作成
2. ランディングページリリース後も何回か細かいリニューアルを実行
3. 一番反響の取れたデザインとメッセージを新ホームページに適用
4. 旧ホームページをA、新ホームページをBとしてABテストを実行
5. 新ホームページが旧ホームページのCV率を超えるまで改善
6. ABテストを完了して完全に新ホームページへ移行
 
※ランディングページとは、広告をクリックしてきた人だけに
見せる縦に長い1枚で内容が完結する純粋に問い合わせを得るため
だけのページのことです。
 
※ABテストとは、Googleのサイトオプティマイザーという機能を
使って、訪問者ごとにランダムに違うページを表示させてどのページが
優れているか計測するテストのことです。
 
こう6ステップを書いてみましたが、
なんだか大変な道のりですね。。笑
 
しかし、月間、約500万の売上を上げるホームページのリニューアルを
えいや!の勢いでして、こけることだけは避けたいので
地道に丁寧にやります。
 
現時点で反響の出ているホームページのリニューアルを
お考えの方は、くれぐれもご慎重に。
 
– 谷口

夢を描く仕事

こんばんは。
谷口です。
 
4月20日は、ご契約頂いているお客様向けのセミナーと懇親会を行いました。
 
実際に、お客様とお会いして、お困りの事、今後の展開など
お聞きするとやはり、やる気が上がります。
 
今日、お会いして頂いた声で多かったのが、
文章を書くのが大切だとわかっていても
なかなかできなくて困っているということです。
 
ライターを雇うという手がありますと
提案できますが、
やはり自分の肉声を文に載せて書くのが一番
伝わるのではと思います。
 
経営の仕事は、何か?
とよく考えます。
 
どうお客様に貢献したいのかという夢。
スタッフの人生が、うちで働くことでどうよくなるのかという夢。
どんな人生にしたいのかという個人的な夢。
という3つを融合して”関わる方が、共感できる夢”を描き、
言葉で伝えることが経営で一番大切だと感じています。
 
ビジョナリーカンパニーという本でいかに、多くの人が共感できる
夢を掲げることの大切が説かれています。
 
大学生の時に、読んだときは、全くピンと来なかったのですが、
今は、だんだんとわかってきました。
 
会社は多くの人を乗せて航海する船です。
どうせなら希望に溢れた土地を目指して航海を
したいです。
 
自分が舵を取る船が沈没することだけは、
絶対に避けたいということもありますので。笑
 

– 谷口翔太

数字を読む

こんばんは。
谷口です。
 
従業員の生活、自分の生活が、会社の存続と発展に
かかっているので、経営者としてきちっと数字を出していくのが
自分の一番の仕事だなと思います。
 
うちのメイン事業のホームページ制作は、
問い合わせ→受注→入金→制作→納品
という流れで進みます。
 
固定費が大きいのでだいたい同じ額の支払いが毎月、発生します。
今年の1月は、読みを間違えたので売上が大きく落ちたので
固定費が大きいこともあり、単月で赤字になりました。
 
上記の工程が常に同じテンポで進むといいのですが、現実は違います。
例えば、受注の段階で留まっているお客様が多い場合は、
その月は、入金が少なくなり、結果、売上が少なくなります。
ただし、翌月は、売上が上がりやすいです。
 
昨年の12月は過去最高月商で売上面では、よかったのですが、
受注数はいまいちでした。過去最高月商だったのは、
10月と11月に受注したけど、
入金がまだだったお客様のほとんどが12月に入金をしてくれた
かつ12月受注したお客様のほとんどが12月中に入金してくれたからです。
 
受注数がいまいちで、今まで受注したお客様のほとんどが入金している状況で
営業日の少ない1月を迎えるという危なさを
過去最高月商と一年が終わる高揚感で見えていませんでした。
仕組み的にも、
当時は、受注したお客様への制作代金の請求が何件あるのか
把握していなかったので入金の読みが甘くなりやすい状況でした。
 
1月数字を出すためには、
12月中盤に玉切れで1月を迎えることになることを認識し、
1月入金のお客様を獲得するために
12月後半からアクセルをグッと踏んで、広告費を多くかけるべきでした。
また、1月にしても、1月中に入金してもらえるように、
1月の前半に多めに受注を稼ぐという
広告費配分にしておく必要がありました。
 
毎月、売上を安定的に維持し、少しずつ増やしていくためには、
数字から現状を読み取り、必要な売上をだすために、
細かく軌道修正していく力が大切ですね。
 
※数字をうまく読んで最適な施策をうって、それがあたれば、いいのですが、
そうはいかないこともあります。なので、そもそも固定費率が高いのが
リスキーだということにも1月の赤字で学びました。。
できるだけ変動費化することを今取り組んでいます。
 
– 谷口翔太