投資が、もたらす感情的な起伏

投資しないと儲からないので、投資するしかないのですが、これが、
また厄介です。

というのも、すぐに儲かればいいのですが、なかなか、すぐには儲からないし、簡単には、儲からないです。

しかも、自分のお金で、投資していても、儲からない冬の時期は、いらいらしたり、不安になったり、時にハイになってみたりと感情的に大変ですが、
これが、借りてるお金を投資するとなると、輪をかけて、感情が、大きく動きます。
レバレッジを、かけている分、うまくいったときのリターンは、大きいですが、マイナスになる幅も大きくなるので、かなり器が大きくないと、
心が、やられちゃいますね。

投資は、知的な営みに見えますが、知識だけでは、十分ではなく、
肝ったまがないとうまくいかないんでしょうね。

あほみたいに本を読んで気がついたこと

昔、新婚旅行でオーストラリアに行った時も、移動中、そして列に並んでいるときも本を読んでいたら、妻に号泣されました。
それぐらい、あほになって、本を買い、本を読んできました。

いろいろと勉強には、なったし、今会社がどうにかなっているのにも
読書は、貢献している気はします。

しかし、本を読んだだけでは、十分じゃないんだなとわかりました。
資金繰りの本にしても、資金繰りで苦しむ経験をして、その知識が、血肉に
なり、自分のものになります。

学生時代は、スティグリッツ、マンキューの経済の教科書を3回読んで
なんとなく、わかった気になって、バイト代を株に突っ込んで大損したりしていました。資本主義経済の1プレイヤーとして、なんとか生き延びてきて
観念的だった経済への理解が、今では、少し具体性を帯びてきています。

知識を得たら同じ位、行動しないと、商売をする者としては、役に立たないですね。

また、本屋さんにある多くの本、特に、ビジネス本は、
事業をしている人が、書いていて、本を出版する目的が、
・新規顧客の獲得
・会社のPRからの、いい人の採用
だったりするので、こういう本をたくさん読んでもあんまり意味がないです。

意味があるというか学びが、多いのは、やっぱり読んでいて、うんざりするというか根気がいる原理的な本ですね。

最近は、ぱかぱか新しい本を買うのをとめて、
小室直樹さんの日本人のための経済原論を少しづつ読んでいます。
疲れますが、かなり脳の刺激になります。

甘い言葉ばかり書いてある簡単な本ではなく、難しい本をじっくり読んで
いこうと思います。