自分で考えて行動していかないと実力なんてつくわけがないと
思っているので、社員には、あまり細かく指示をしない、むしろ枠組みだけ示してあとは、自分の判断で進めるようにしてもらっています。
もちろん経営上、大切な数値を定義して、計測しているので、異常事態が、あればすぐに把握できるようにしていますが。

自分で、考えないで誰かが、こうしたら幸せになれます
と示してくれてその通りに行動したら幸せになれるのであれば、
簡単ですが、そうは、いきません。
例えば、よくある情報商材で、この事業をこのようにやれば、
お金持ちになれて、私のように人生が、楽しくなります的なものが
あります。
たしかに一部の人は、お金持ちになれるかもしれませんが、
それで幸せになれるかというとそうはいかないのではと思います。

自分にしても、起業当初の毎日インスタントラーメンとマックを食べていた貧乏な20代前半の時と比べると今は、お金面ではよくなっていますが、
貧乏な時より幸せかと言われてもなんとも言えないです。

ただ、当時よりも責任は、大きいし、ややこしいことも多いですが、
“仲間がいて寂しくない”という点で、幸せだなと思います。

自分にとっての本当の幸せが、何かわかるということだけでも難しいの
かもしれないですね。

自分は、いろいろと大変な思いをして、周りに信用ができる大切な人がいることが、なにより寂しくないし、幸せなことなんじゃないかということに気がつきました。

幸せが何かということも、まず、やってみないとわからないのかもしれないですね。

地味に長く続ける

同年代の起業家で、自分の会社は、こんなに立派な会社になるとでかいことを言っているので、さぞすごいんだろうなと思っていた人が、気づいたら会社売ってるよみたいなことが、最近ちょいちょいあります。

でかいこと言うのは、大切だし、必須ではありますが、言った以上は、
損得では、売ったほうがよかったとしても、やり続けるのが、筋ではないかとも
思ってしまいます。
というのも、そのでかいことを少しでも信じて、頑張ってくれていた社員がいるなかで、自分だけ株を売って一般の人からするとおっ!と唸るような大金を手にしていなくなるのはなんか違う気がします。

自分も大きいことも言うし、現実の厳しさ、経営のしんどさもわかるので、
売って一端、リターンを確定させたいという気持ちも痛いほど、わかりますが、
自分は、そうならないように、あせらず、とにかく地味でも地道に会社経営を継続していこうと思います。

直請けの案件を獲得する重要性

どうしても、知名度や営業力がなかったりして、下請けが、売上の中心になる中小企業も多いのではと思います。

下請け中心になるのは、ある意味しょうがないと思いながらも、
発注側に、生殺与奪の権を握られてしまうのは、リスクが高いので
できるだけ避けるべきだと思います。

下請けの案件もSEO・リスティングに限って、少し受けたりはしていますが、
うちは、下請け案件が占める売上の割合が、5%を切っているので
ちょっと理不尽だなという要求は断ります。
ただ、もし、下請け案件が、売上の3分の1をしめていたりしたら
なかなか断るのもできなかったりするんだろうなと思います。

うちが、強気でいられるのも毎月、ホームページから直請けの案件が、コンスタントに来るからです。
営業力が、ない中小企業は、特にホームページを作りこんで
直請けの案件を獲得していく努力、小売業であれば直接消費者へと販売する努力が、経営を安定させる上で、下請けいじめにあって嫌な思いをしないためにも
必須なんじゃないかと思います。

ホームページからの集客も、いきなり自分でやっても、なかなか難しいは難しいのでうまくいかない確率も高いです。
そこでそのノウハウが、ある弊社が、お役に立てたらと
少し嫌な経験を自分がしてより強く思うようになりました。