評価について

「忙しい人になってはいけない」という記事が印象的でした。

成果を出している人よりも長く働いている人のほうが、わかりやすいので
ついそういう人を評価してしまいがちなのもわかります。
けど、ただ、長く働く人ばかりを評価してしまうと
結果は、出てなくて儲かってないけど、
みんな遅くまで頑張って働いている痛い会社になってしまいます。

じゃあ、何を評価軸にしたらよいのか?
一番わかりやすい成果として、売上、粗利益、それを生み出すのに費やした
労働時間があります。
マネージャーだとしても、チームの売上、粗利益、チームのメンバー全員が、
費やした労働時間というわかりやすい成果指標があります。

商売なので、儲からなければ、やる意味がないし、続けたいと思っても続きません。
細かな成果指標は、いろいろありますが、根本には、売上と粗利益、そして最終利益しかないのではと思います。

株主が、会社を評価するのは、突き詰めると現時点の収益性と今後の収益性期待になるのではと思います。

いくら理念がすばらしくても毎年赤字の会社は、市場から突き放されます。

ただ、稼ぐだけでもだめで、お客様の生活や事業をよくする=貢献する
ということも必須です。

顧客に貢献し、かつ会社として利益を出すのが、商売の基本でもあるし、
働く人の評価の基本になるのではと考えています。

もちろん、社長は、数字でシビアに評価されます。
お客様に対して、価値を出せずに、利益がでないと私なんかは、すぐ自己破産です。。

同じ時期に起業した人たちが、ぽつぽつと脱落していきます。
10年続く会社はわずかというデータをホントかよ?って思ってましたが、
大体あっているんだろうなと最近では、思っています。

なんだかんだで、たまに修羅場があって、日々の仕事も心が、すり減るので気持ちが疲れてもうやめたいなって気になりがちです。
状況の上下が、激しいので、気分の浮き沈みも激しくなります。
これが、実際にやってみるとけっこう疲れます。
ただ、下がって上がる快感は、大きいですが。

続ける上で、気分をどうコントロールするか?が大切だと最近思っています。
基本は、「自分は、すごいからどんなことも乗り越えられるし、もっと大きくなる」という洗脳。毎日、自分に語りかける必要があります。笑
そして、次に、いかにうまく遊ぶかという現実的な対処法が大切かと思います。あまり遊びについては、ここでは書けませんが、少しでも仕事を
忘れられる何かを作ることが肝要です。

仕組み作り

社員にお願いするより自分がやったほうが早いし、結果も出やすかったりするのですが、自分がやっちゃうとそもそも人を雇う意味がないし、社員にして見せ場がなくておもしろくないです。
なので、ざっくり仕事の工程を決めて、主要数値を定めて、判断基準を示してやってもらう=ある程度の仕組みの中で動いてもらうというようにしています。

これが、また簡単にできればいいんですが、そうはいかなくて、いろいろと
イレギュラーなことが、起こったり、うまく判断ができなくて時間がやたらかかったりといったことが起きます。
そこで、嫌になりそうになりますが、話し合いながら原因を追求して解決策を考えてそれを実行する、そして結果を振り返るということを社員としないといけないです。

地味に、話し合うという時間もかかり、頭を使います。

けっこう面倒な作業なので、せっかちな社長だといらいらしちゃって仕組み化が
進まず、結果、会社が大きくならないという場合がけっこう多いんじゃないかと
思います。

さらに、今、自分は自分の下にマネージャーを作って、マネージャーが更に数人面倒を見るという階層作りを少しづつしています。
そうなると余計話が、ややこしくなります。
現場の人間に直接言う機会が少なくなり、マネージャーを通して伝えないといけなくなります。
より多くの人を使って大きな事業ができるようになるものの、これまた更に難しいので試行錯誤です。。
この壁を超えれると複数のチームを作れるので、飛躍的に事業が伸びる気がしています。