マーケターに必要とされる倫理観

マーケティングは、かなり威力のある武器です。

昨年に話題になったかぼちゃの馬車。

ひどい儲け話でもマーケティングの力でサラリーマンに億単位の借金をさせて投資させる。なんてことができたりします。

マーケティングの仕事を請け負っている小さい会社を経営している身としては、案件を選べなかったりします。

本当に大丈夫な会社なのか?商品なのか?と会社を買うときのデューデリジェンスをする余裕もないので、性善説でお客様の状況と要望を信じるしかないです。

ただ、理想は、本当に世の中のためになるサービスをもっと広める仕事だけできるようになるといいなと思います。

というかそもそも俺が倫理を語っていいのか?と自分につっこみを入れてしまいますが、仕事での理想は大切ですよね。

私生活に倫理感があまりない分、仕事には倫理を、いい人でありたいという欲求があります。

構造転換の副作用

低付加価値から高付加価値の事業構造の転換を2013年から約6年かけて行いました。昨年には、ほぼ構造転換が完了しました。弊社が提供するネットマーケティングのサービスでお客様の事業成長に貢献した成功事例も増え、単価は大幅に上がったので事業構造の転換は成功ともいえます。

ただ完全に成功と言えるかというと全くそうでもなく、採用・人材育成の部分では構造の転換に追いついていません。

低付加価値サービスの場合は、学歴・職歴・スキルが低くても少しの教育で戦力になりました。

しかし、高付加価値のサービスの場合、お客様からいただく金額も大きいのでそうはいきません。採用のやり方も育成の仕方も、高付加価値の事業形態に合わせて変えなければならなかったのですが、そこまで頭が回らず、失敗しました。

セールス・オペレーションの部分でしくると会社が潰れるのでその意味では、うまく生き延びれたので、利益と借入金をツッコミ採用と育成のテコ入れを図ろうと思います。同時並行で、セールスも仕組みがまだまだなので、再度作り込みます。

次から次へと課題が降ってきますが、ないと暇だし、課題と解決はセットで考えながら進めば解決できます。

冒険にはギリギリがつきものだし、そのギリギリの感覚がやっぱり最高ですね。