社長の仕事を変えて売上を上げる

一昨年読んだ
坂本圭一さんの「年商5億円の「壁」のやぶり方」http://www.ns-1.biz/book02.htm
という本から学んだ
いかにして「成長を社長に依存する状況から仕組みと組織で成長させる状況へ」
変化させるかとうことを頭の中心に置きながら今、動いています。

 

私の周りの小さい会社では、社長がトップ営業マンという会社が多く有ります。
営業して案件を取り続けないといけないので常にとても忙しそうです。
実際に営業をするのは楽しいのですが、肝心の会社は社長の営業力の限界で
成長が止まります。それが、「創業5年」「年商5億円」「従業員50人」の壁だそうです。

 

私は、自分で営業する代わりに、ホームページに営業トークを語らせて広告を出して
実際に問い合わせが来たら従業員に投げるということをしているので
割と時間に余裕はありますが、会社のコアな部分が自分のマーケティング力に依存しているので
いずれは脱却しないといけないなと思っています。

私のマーケティング力依存からの脱却の前に、そもそも小さいので
私が制作の実務やSEOの実務を最近まで行ってました。
人を雇ってからは、いかに実務から撤退していくかがテーマでした。
何でも自分がやったほうが早くていいけど、雇った意味がないのでやってもらう、
自分よりスキルがない人がやっても成果がでるように仕組みを作るといった感じで
動いていました。
社員数が今、10人ぐらいでSEOの担当が先月入社してから
実務からはほぼ完全に撤退できました。

 

今まで、CMSproを仕組みとして
従業員が主体となって動いて
最低限の利益が出るところまで持っていくことにかかりっきり
だったのですが、
人が育ち、やっとコンスタントに数字を出せるようになったので
制作後のマーケティングの支援業務の構築に力を入れられるように
なりました。
しかも、社員がいるので自分は実務的なこと、
SEOの見積もり、施策、請求などはせずに
枠組み(施策を教える、業務フローの設計)を作って
マーケティングをしていくといった感じです。

 

ただ、来年はマーケティングの業務もちょっとずつ社員に教えて
手放して、規模が大きくなるので自分は経営戦略を練る、数字と状況を社員からヒアリングしながら
管理していく、採用をする、経理をする、法的に整備する
ことなどにフォーカスする仕事内容にしていきます。

フェーズごとに仕事内容を変化していかないと
事業は伸びないです。

1.人を雇えるだけの安定的なキャッシュを得る

2.雇ったら雇った人が暇にならないように仕事を取ってきて、こなして
ちゃんと利益を出せる仕組みを作る

3.顧客獲得と仕組みで業務をこなして利益が出る拡大局面にはいったら
マーケティング、オペレーション、財務、人事管理、法務を整えて更なる飛躍を
狙う

といった3stepを私は経験して、今は2と3の間ぐらいです。

なんか長々と書いてしまいましたが、ご参考になれば幸いです!

 

坂本圭一さんのこの記事もおすすめです!
http://www.tkc.jp/clientcompany/millionscalebusiness/20110117001925.html









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