運命のバーカウンターを読んで

こんばんは。
谷口です。
 
すかっとする最高にいい本に出会えました。
高橋仁さんの「運命のバーカウンター」
という本です。
 
実際にサロンを全国で148店舗、経営している
高橋さんが書いた、経営を題材にした小説です。
 
数々の修羅場をくぐり抜けて企業を大きくした
人でしか書けない濃密な内容でした。

たくさん印象的な箇所があるのですが、特に
よかったのが、経営者なら過去を無くすことに
ついて書いてある下記の箇所です。
 
 
 「経営者にアフター5もなければゴールなんてのもない。
誰でもなろうと思えば経営者にはなれる。
ただ、終われないゲームに参加する覚悟があれば、な」
 
 終われないゲーム・・・・・。
 言葉の響きだけで考えると、とんでもないことを
 僕はやっているのかもしれないという気がして、ちょっとひいた。
 けれど、すぐに思い直す。
 いや、だから面白いし、いくらでも逆転できるんじゃないか。
 
 「もうひとつ言っとくとな、
俺は経営者として社員の過去の失敗を責めたことは一度もない。
過去をいじって何かできる魔法でも持ってるのなら別だがな」
 

終わらせることはできるけど、責任もあって簡単には終われない経営という
ゲームに参加している感じがします。
 
終わりがない未来に向かって走って行くので
その過中でうじうじ過去のことを
考えていては、気持ちがもちません。
 
ここ最近、事業が軽く制度疲労を起していて、
変わるタイミングなので
果たして、自分はどこが正しくて
どこが間違っていたのかと振り返っていると
自分のダメなところばかりが浮かんで来て気持ちが沈みがちでした。
 
このままじゃ、まずいという時に、今日この本に出会って
「過去のことをうじうじ考えてもしかたない。記憶から消すぐらいの
勢いで今と未来に集中しよう。」という
気持ちになりました。
 
当たり前ですが、過去は変えられないので
あまり気にしないようにします。
 
運命のバーカウンター
おすすめなのでご興味のある方は、是非。
 

– 谷口翔太









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