いつも違う街、とくに海外だと
何者でもない自分に戻れるので
自分がよく見えます。
世の中的に、起業がもてはやされています。
人生にもしはないですが、
今日、プールでぼーっとしていた時に、この辛さがあるってことを、もし、起業当初に知っていたら起業していたのかな?と自分に質問しました。
こんだけ辛いって知ってたら、就職してました。笑
ただ、はじめた当時は、頭に血が登っていたので
大きい会社の社長さんに「就職したほうが君にとっていいよ。」と優しく言われても全く聞き耳をもちませんでした。
なので、自分は、これから起業しようとする無鉄砲な自分より年下の人にたまに会いますが、「就職したほうがいいよ。」とは、言いません。
しかし、もうちょっと起業をただもてはやすだけでなく
オーナーとして全てのリスクを取るきつさ、税制面での割の合わなささ
など伝える言説があってもいいんじゃないかと思います。
うまくいったらたっぷり税金をしぼられ、会社をつぶしたら借金の山、そして前年の所得ベースですっからかんの状態でも住民税を取られる。もちろん失業保険なんてないので日雇いでもしてとりあえず凌ぐしかありません。
ただ、それでも自分みたいに血迷った人間は、型にはまるのは土台無理なので、辛かろうがなんだろうが、どうせやるならもっと強くなって、社員が働いていて誇りに思える、死ぬ間際に、いい会社でいい仕事ができたと思えるような会社にしたいなと思います。