社長という病

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を買って今読んでいます。

19歳で起業して40年以上経営人生を歩んできた
酸いも甘いも経験した筆者の言葉はかなり深いです。

社長になってわかったことは、成功しても不安、失敗しても不安、どちらでもなくとも心配。
いつも何かしらを心配し続けてきました。
多くの経営者も同様で、みな心配事を抱えて生きていることと思います。

何よりも、寂しい。
なんて孤独なんだろう。
なんて割の合わない仕事なんだろう。
苦しくなるといつもそう考えてしまいます。

社長ってつらいよ!
社長って難しい!

の箇所は、かなり印象的でした。

自分は、時間をかけてだいぶと上記のような心境になれてきて不安は不安だけど、不安に思っても自分が選んだ道なのだから仕方がないというような状況になりました。

しかし、以前は、
「は〜なんでこんなに割の合わない仕事を選んでしまったんだろう。。。」
とよく思ったりしていました。

もちろん大儲けしたらそう思わないのかもしれませんが、順調に儲けて社員が増えていても、増える責任の重さに常に不安でいたという筆者の経験を読むと
そうでもないんだなと思います。

自分のことだけ考えると
全責任を追って、借り入れには個人保証を入れてすべてを賭けざるえない
オーナー経営者という立場は自由だけど、常に心の重圧と闘わなければいけない
酷な立場で割があわないです。

ただ、自分のことを忘れて他の人のことを考えると
違う景色が広がります。

自分がリスクを取ってお金を入れて、事業構造の大枠を決定し、従業員が頑張って実行してくれて
結果、会社が伸びて、従業員、お客様がより幸せになれる可能性がある。
自分が働くことは社会的に意義があるとなると
重圧も気にもせず、没頭できる無我
大きな不安とおうう煩悩から解き放たれた境地になれるのかもしれないですね。









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