あほみたいに本を読んで気がついたこと

昔、新婚旅行でオーストラリアに行った時も、移動中、そして列に並んでいるときも本を読んでいたら、妻に号泣されました。
それぐらい、あほになって、本を買い、本を読んできました。

いろいろと勉強には、なったし、今会社がどうにかなっているのにも
読書は、貢献している気はします。

しかし、本を読んだだけでは、十分じゃないんだなとわかりました。
資金繰りの本にしても、資金繰りで苦しむ経験をして、その知識が、血肉に
なり、自分のものになります。

学生時代は、スティグリッツ、マンキューの経済の教科書を3回読んで
なんとなく、わかった気になって、バイト代を株に突っ込んで大損したりしていました。資本主義経済の1プレイヤーとして、なんとか生き延びてきて
観念的だった経済への理解が、今では、少し具体性を帯びてきています。

知識を得たら同じ位、行動しないと、商売をする者としては、役に立たないですね。

また、本屋さんにある多くの本、特に、ビジネス本は、
事業をしている人が、書いていて、本を出版する目的が、
・新規顧客の獲得
・会社のPRからの、いい人の採用
だったりするので、こういう本をたくさん読んでもあんまり意味がないです。

意味があるというか学びが、多いのは、やっぱり読んでいて、うんざりするというか根気がいる原理的な本ですね。

最近は、ぱかぱか新しい本を買うのをとめて、
小室直樹さんの日本人のための経済原論を少しづつ読んでいます。
疲れますが、かなり脳の刺激になります。

甘い言葉ばかり書いてある簡単な本ではなく、難しい本をじっくり読んで
いこうと思います。









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