数字を読む

こんばんは。
谷口です。
 
従業員の生活、自分の生活が、会社の存続と発展に
かかっているので、経営者としてきちっと数字を出していくのが
自分の一番の仕事だなと思います。
 
うちのメイン事業のホームページ制作は、
問い合わせ→受注→入金→制作→納品
という流れで進みます。
 
固定費が大きいのでだいたい同じ額の支払いが毎月、発生します。
今年の1月は、読みを間違えたので売上が大きく落ちたので
固定費が大きいこともあり、単月で赤字になりました。
 
上記の工程が常に同じテンポで進むといいのですが、現実は違います。
例えば、受注の段階で留まっているお客様が多い場合は、
その月は、入金が少なくなり、結果、売上が少なくなります。
ただし、翌月は、売上が上がりやすいです。
 
昨年の12月は過去最高月商で売上面では、よかったのですが、
受注数はいまいちでした。過去最高月商だったのは、
10月と11月に受注したけど、
入金がまだだったお客様のほとんどが12月に入金をしてくれた
かつ12月受注したお客様のほとんどが12月中に入金してくれたからです。
 
受注数がいまいちで、今まで受注したお客様のほとんどが入金している状況で
営業日の少ない1月を迎えるという危なさを
過去最高月商と一年が終わる高揚感で見えていませんでした。
仕組み的にも、
当時は、受注したお客様への制作代金の請求が何件あるのか
把握していなかったので入金の読みが甘くなりやすい状況でした。
 
1月数字を出すためには、
12月中盤に玉切れで1月を迎えることになることを認識し、
1月入金のお客様を獲得するために
12月後半からアクセルをグッと踏んで、広告費を多くかけるべきでした。
また、1月にしても、1月中に入金してもらえるように、
1月の前半に多めに受注を稼ぐという
広告費配分にしておく必要がありました。
 
毎月、売上を安定的に維持し、少しずつ増やしていくためには、
数字から現状を読み取り、必要な売上をだすために、
細かく軌道修正していく力が大切ですね。
 
※数字をうまく読んで最適な施策をうって、それがあたれば、いいのですが、
そうはいかないこともあります。なので、そもそも固定費率が高いのが
リスキーだということにも1月の赤字で学びました。。
できるだけ変動費化することを今取り組んでいます。
 
– 谷口翔太









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