http://www.thutmosev.com/archives/75095930.html
株はやらないですが、自分のお金で経営するのも
投資に近いものがあるので、この記事のタイトルのように
「暴落は買い高騰は売り、分かっていてもできない理由」
がなんとなくわかります。

事業を跳ねさせようと思うと
未来の利益のために投資しなければなりません。
投資してすぐに売上・利益が伸びればいいですが、
そういかないことも多いです。
経営の場合、この落ちてる時にどれだけ冷静にいれて
次の伸びるための施策を打てるかが勝負を分けます。
ここで心が弱いと狼狽売りじゃないですが、損を確定させて
会社を手仕舞いしてしまいます。

どこまで下がり続けるかはわからないけど、努力をして
上がるための手を打ち続けていれば、いつかは必ず上がります。

負けがこんでいるときは、自信を失いがちですが、
今負けているのはなぜか?という原因を深く考えながら
それを変えうる施策を考え、たんたんと実行していくしかないですね
 

拝金主義は、かっこよくないのでは?
という学生時代からのイメージがあり、
かなり長い期間をかけて
「働く意義」
「会社を経営する意義」
的なことを考えてきました。

神楽坂のボロアパート時代に、
近所の銭湯のサウナで初めて
そのことを考えて絶望的な気持ちに
なりながらも、なぜか、そんなややこしいことは置いて置いて
稼ぐことに邁進できずにいて、10年ほど考え続けました。

が、結局自分の能力でわかったのは、自分で考えるまでもなく
一般的なことで

頑張って働いてくれている社員のために
まずわかりやすい金銭的報酬、給与を継続的に上げること
更に金銭的報酬だけでなく、働く社会的な意義も感じられて
自分の仕事に誇りを持てるること
そんな状況を、経営環境が変わる中で実現し続ける、改善していくこと
が大切だということです。

それを実現する大前提として、自分含めて会社の全員で
自分達が提供するサービスで
いかにお客様に喜んで頂くということを追求して
結果を出さないといけないです。

こう書くと単純ですが、実際に行動して結果を出すとなると
かなり大変ですが、愚直にやり続けるしか道はないですね。

社長という病

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を買って今読んでいます。

19歳で起業して40年以上経営人生を歩んできた
酸いも甘いも経験した筆者の言葉はかなり深いです。

社長になってわかったことは、成功しても不安、失敗しても不安、どちらでもなくとも心配。
いつも何かしらを心配し続けてきました。
多くの経営者も同様で、みな心配事を抱えて生きていることと思います。

何よりも、寂しい。
なんて孤独なんだろう。
なんて割の合わない仕事なんだろう。
苦しくなるといつもそう考えてしまいます。

社長ってつらいよ!
社長って難しい!

の箇所は、かなり印象的でした。

自分は、時間をかけてだいぶと上記のような心境になれてきて不安は不安だけど、不安に思っても自分が選んだ道なのだから仕方がないというような状況になりました。

しかし、以前は、
「は〜なんでこんなに割の合わない仕事を選んでしまったんだろう。。。」
とよく思ったりしていました。

もちろん大儲けしたらそう思わないのかもしれませんが、順調に儲けて社員が増えていても、増える責任の重さに常に不安でいたという筆者の経験を読むと
そうでもないんだなと思います。

自分のことだけ考えると
全責任を追って、借り入れには個人保証を入れてすべてを賭けざるえない
オーナー経営者という立場は自由だけど、常に心の重圧と闘わなければいけない
酷な立場で割があわないです。

ただ、自分のことを忘れて他の人のことを考えると
違う景色が広がります。

自分がリスクを取ってお金を入れて、事業構造の大枠を決定し、従業員が頑張って実行してくれて
結果、会社が伸びて、従業員、お客様がより幸せになれる可能性がある。
自分が働くことは社会的に意義があるとなると
重圧も気にもせず、没頭できる無我
大きな不安とおうう煩悩から解き放たれた境地になれるのかもしれないですね。